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環境問題に適応した高付加価値製品

2011年04月18日

1951年から化粧紙の開発で建材分野に進出した同社は、現在、住宅内装材をはじめ、建具収納製品や水廻り製品、外装部材、さらに家電製品や電車、自動車の内装材など、住空間全体を対象とした事業の拡大を続けている。近年、環境に配慮した住宅内装材・家具用化粧シートの強い要望に応え、業界に先駆けて独自技術であるEB硬化型樹脂コーティング技術を開発してきた。EB硬化型樹脂コーティングは、塗工樹脂(液体)に電子線を照射することにより、樹脂に含まれている原子を重合反応させ、樹脂を硬化させる技術で、ウレタンや紫外線硬化型樹脂を塗装する方法に比べ、ほぽ完全に反応して硬化するため、表面硬度の高い膜が得られる。従来の化粧材では鏡面加工の多くは、傷がつきやすく、また一度ついた汚れがとれにくいなどの問題があったが、この技術により、傷や汚れ、日光などに強く、高耐久かつ実用性能、品質安定に優れた製品を開発することに成功した。また、EB硬化型樹脂コーティングは、製造工程での省子不ルギー化やC0。排出量削減、無溶剤塗工を実現している。また、シックハウス症候群に代表されるような建築材料から放散される揮発性有機化合物(VOC)による室内空気汚染の対策として、2003年に建築材料から放散されるVOCの測定プロセスで、日本適合性認定協会からISO/IEC17025の第三者認定を取得した。以後、岡山県の建材事業部建材研究所内に設置した「住空間分析評価センター」で小型チャンパー法に基づく測定業務を開始し、外部からの委託に対応する測定業務など、室内空気汚染対策に対応する事業領域の拡大を図っている。

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