入試で百点満点をとることなど必要ないのです。合格点に達したら合格するのです。もう一度繰り返します。どんなにできても百点以上はとれないのです。競争率が二十倍、三十倍でも関係ないのです。しかも答のない問題は出ません。必ず解答があるのです。わからないときは一生懸命「当たらずとも問違いではない」と思うことを書いて下さい。合っていることが多いのです。人の直感は無意識で読みとばしていたことも活かしてくれます。白紙で出すことこそ試合放棄です。競争率の高い慶応大学の入試を経験することで、私は気がついたのです。ホントは、倍率なんて全然恐がることはないのです。東大の競争率は五倍程度でしたが、日航は、約二千倍以上という高倍率でした。世間には、「倍率」や「競争率」にとらわれすぎて、人を蹴落とすことばかり考えている人がいます。仕事でも同じです。どうもそういう人たちは、自分で勝手につくり上げた競争心に自ら疲れ果ててしまっていつか自分で脱落していくように思えます。つまり、自分に負けてしまっているのです。